教育費の負担増によって、家計がきびしいケースが日立ってきていますが、その一方で、進学コースに選択肢がふえている現実もあります。たとえば、家計に余裕のあるご家庭では、中学時代から欧米の学校への留学をさせているケースも出てきています。たとえばヨーロッパで、寄宿舎のある中高一貫校に通わせているケースで、1年間の留学費用が400〜500万円くらいかかっているという方に会ったことがあります。「ひとりっ子だから、なんとかできるんです」と、その母親は言っていましたが、いくらひとりっ子だとしても、親が様子を見にいったり、休みのたびに子どもが帰国する費用も、年間で100万円くらいはかかっているそう。しかも同級生の生活レベルが高いので、洋服代や生活用品もブランド物を買いそろえたりと、一般的な教育資金の枠では考えられないほどの出費をしていました。具体的に言えば、少し年収の高めなサラリーマンひとり分の年収がふっ飛んでしまうような費用を、ひとりのお子さんにかけているわけです。これはどの出費でありながら、中学から留学させるご家庭は確実にふえていると感じます。詳細はこちらの学資保険市場HPをご覧下さい。収入レベルの差は、努力では埋められないほど、教育資金の差に現れているのが現実なのです。こうした収入レベルの差が出る背景には、「稼げる男性」がふえているとともに、「稼げる女性」がふえていることも上げられます。女性の働き方をとり上げるとき、「主婦のパート」というイメージを持つ人がいまでも多いのですが、家計相談を受けていると、結婚していて、子どももいるのに、年収が1000万円を超えている女性がふえていることに気づかされるからです。