これから独立を考えている方も、すでに開業されている方も、エステサロンの運営上で最初に明確にしておかなくてはならないことがあります。それは、オーナーとしての自覚と、お店の“顔”となるエステサロンのコンセプトを明確にすることです。エステやアロマ、ヒーリングなどのエステサロンは、美容院などと違って、大きな資本がなくても比較的簡単に開業できます。ですから、やる気と勢いだけで独立する方が多いのですが、いざ開業したものの、マネージメントの知識や経営の経験がないために行き詰ってしまう人が少なくありません。そのため、他で働きながらエステサロン経営をされている方もたくさんいます。そもそも、技術さえあればエステサロンの経営ができると思うのは、非常に危険なことです。それは、いいコックさんがいれば、そのレストラン経営はうまくいくのかを考えていただければ、想像できると思います。お金を払ってわざわざ食べに行くのですから、おいしいのは、ある意味当たり前。それ以外の付加価値の部分に、お店が流行るかどうかのカギは潜んでいます。エステサロンスタッフとしてお勤めしていたときにつくることのできた売上は、水面下の集客ノウハウや告知活動に支えられていたからこそできたものです。多くのお客様にエステサロンの存在を知ってもらい、足を運んでいただくまでには、ビビアン・スーなど、芸能人を使って広告を出したりと、莫大な時間とお金と労力がかかります。それに資金的に耐え切れず、ほとんどのエステサロンが経営不振か潰れていってしまうことが多々あるので、実際に10年存続できている成功店はわずか5%なのが現状なのです。