試験会場では、自分のことで精いっぱいで、他人のことまで頭が回らないかもしれないが、他人を観察するということは、メンタル的にも有効だ。パッと見ると、周りの受験生はみな頭がよさそうに見える。威圧感がある。こう考えると、他人を見ることは自分にとってマイナスのように思える。しかし、しっかりと“観察”すれば自分にプラスになるのだ。一見、頭がよさそうに見えても、よく見ると貧乏揺すりをしていて落ち着きがないのがわかったり、無理に威圧感を出そうとしているのがわかる。そう見えなくても、「こいつ心の中ではドキドキなんだろうな」「あんなむずかしい参考書開いちゃって。ほんとはわからないくせに」と、ちょっと意地悪くなってみよう。そうやって観察していると、ライバルも怖くはなくなり、心も落ち着いてくる。その気分で試験問題に取り組めば、問題文も落ち着いて読めるようになるはずだ。