小中一貫教育では、小学校1年生から中学3年生までの9年間を、学習の仕方や社会性の発達などを考慮して教育課程を編成しています。例えば、小学校4年生までの4年間、小学校5年生から中学校1年生までの3年間、中学校2年生、3年生の2年間という区切りを意識して編成するなどです。東京都品川区では小学校5年生から選択学習を取り入れ、児童期の学習から青年期の学習方法へのスムーズな転換を図ろうとしています。さらに、内容面では、今の教科学習の問題点を解決しようとする試みも行われています。知識や理解の積み上げが求められる「算数・数学」、「理科」、「外国語科」では、9年間を見通して、スパイラル(らせん的)に学習できるカリキュラムを編成したり、新しい科目を設定したりしています。品川区の「市民科」、奈良市の「英会話科」「情報科」「外国語科」などがそれにあたります。