大学に対して不満が出てきた

2011-02-28

ひと月前の4月、京都に向かう直前、受験について娘に話をした。私は、父親の役割というのは、人間としての生き方や人間社会の現実について話をして、行くべき方向を示すというのがもっとも重要な役だと思っている。つまり重要なところでの助言である。この場合、大学受験をどのように考えるか、とにかくそれを言っておくべきだと考えたのである。そこで私は言った。「教師としてもおまえを見て、東大にチャレンジする能力がおまえにはある」その最大の根拠は、ずば抜けた集中力や問題の高速処理である。東大といっても、毎年三千人が合格する。いかに子どもの数が多いとはいえ、三千人の中に入ることは可能だと思ったのである。ただ、そう言ったのは東大を受験しろという意味ではない。合格する可能性はあるということで、そのことだけは伝えておこうと思った。なぜなら他の大学に行って、あとになってその大学に対して不満が出てきたとき、もっといい大学に行っておけばよかったと後悔することがないように。