一分たりとムダな時間を作らない

2011-03-22

スケジュールは年間ばかりでなく、一日の起床から就寝まで、キメこまかく立てられた。一分たりとムダな時間を作らないように、それは徹底していたという。彼女自身に聞いた話ではないのだが、友人が遊びにいったとき、Mさんはそれまで娘と一緒に広げていた問題集をパタンと閉じて「ママとおばちゃまはこれから一時間お話するから、真奈は『生きもの地球紀行』のビデオを見ておきなさい。あとでママが質問しますから、きちんと見ておくのよ」と命令したそうだ。娘はおとなしくNHKのその番組のビデオテープをセットして、食い入るように見ていたとのこと。そして一時間たってビデオが終わると、Mさんは友人に「悪いけれど、帰ってくれる?いまは一分でも惜しいから」と言った。「私が食事の支度をしているときや、下の子どもの世話をしているときには、ビデオを見るか、お絵かきや工作をさせることにしているの」というMさんの言葉が忘れられないと、その友人は言っていた。

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