湿度が30%を下回るようになるとまず火の元に対する心配が出てきます。また乾燥しすぎた室内では喉の気管の繊毛運動が緩慢になり風邪を引きやすくなります。風邪などのウイルスは50%前後の湿度ではほんの数分で死滅しますが、高湿度・低湿度では長時間生き続けてしまうのです。特に冬の乾燥時猛威をふるうインフルエンザウイルスは低湿度に強いといわれています。家の中の理想的な湿度範囲は40%〜60%といわれています。この範囲内に湿度が保たれていれば、人と家に及ぼす影響を軽減できるわけです。ところがこの範囲内に常に湿度を保つのはそう簡単なことではありません。外気の湿度が高くなれば当然それに準じて室内の湿度も高くなります。つまり外気の湿度の影響を受けないようにするには、家自体にかなり高い気密性が求められるということになります。