育成を意図したコミュニケーション

2012-02-01

相手の意欲と能力、そして現在の客観的な状況を見た上で、少し影響力のレベルを下げることも育成のプロセスでは重要になります。さらに影響力のレベルを小さくしたのが、レベル四の「提案」、そしてレベル五の「意見」です。これは最終判断を相手に委ねることを基本に、より的確な判断ができるように援助するコミュニケーションです。相手が「できない人」でも、その度合いと進捗に合わせて判断を求めていく必要があります。それが考える習慣、自分で行動する習慣づくりの一歩になると同時に、小さな達成感をもたらすチャンスを生みます。

日創研
日創研福山経営研究会
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また、育てる側か相手の現状を理解する上でも有効です。ここに紹介した五つのレベルに、まったく影響力を行使しない「任せる」を含めた六つのアプローチを、私は「影響力六つのレベル」と呼んでいます。これらを正しく使い分け、また使おうとしているのがどのレベルなのかを、相手にも理解させること。そして合意形成をはかることで、育成を意図したコミュニケーションが成立します。